top of page

日和商事株式会社は、

貴州茅台酒の日本輸入総代理店です。

茅台酒 影付き 2022.png

茅台酒は、中国貴州省北西部仁懐市茅台鎮でのみ生産されている伝統的な特産品です。中国で800年余りの歴史を有し、スコッチウィスキー、フランスのコニャックブランデーと並び、世界三大蒸留酒の一つと称されています。そのため大切な方への返礼の品や、国賓級のおもてなしなど公的な外交の場においても多く用いられています。香り高く、きめ細やかな上品さをあわせ持ち濃厚かつ深い味わいのため、風味が心地よく舌に留まり、飲み干したグラスにも香りが残るほどです。

1915年に開催されたサンフランシスコ万国博覧会で、金賞を受賞しました。建国以来多くの賞を受賞し、世界各地で販売され、世界の名酒そして祖国の光と称えられています。1972年に日中国交正常化式典の宴席で、時の田中角栄首相と周恩来総理が、茅台酒で乾杯したことから、日本でも広く知られるようになりました。

茅台酒は伝統製法を守り中国貴州省茅台鎮でのみ製造されているこの上なく精妙な酒です。水質が良好な赤水河の水を主に使って作られています。赤水河の水は硬度も低く、微量元素が豊富で大変清らかです。微かに甘く溶性不純物を含まない水なので、蒸留した酒は特に甘口に仕上がります。茅台酒の酒蔵は、その赤水河上流に建っています。渓谷地帯に位置し、赤紫色を帯びた弱酸性の土壌や、冬は暖かく夏は涼しい上、雨風も少なく、また高温多湿の特殊な気候や千年に及ぶ醸造も手伝い、空気中にはお酒づくりに大切な微生物が豊富に含まれています。

 

原料は現地のトウモロコシ、小麦で高温曲を作り、また大曲の用量は原料より多くなります。大曲を多く使い、発酵期間を長くし、繰り返し発酵やサンプリングすることにより、茅台酒の独特な風味が生まれ、品質の良し悪しを左右します。仕込みを2回行い、9回蒸し、8回乾燥して大曲を加え(7回発酵する)、7回サンプリングをするので、生産サイクルは長いと1年にも及びます。出来上がった後、三年以上寝かせて調製・配合を行い、更に一年寝かせます。こうすることにより香りのハーモニーがより強調され、口当たりが柔らかくなります。最終的に箱詰めされて出荷されますが、全ての工程を終えるのに5年近くかかります。

 

茅台酒は中国酒の中でも最高の風味を有している貴重な酒類として分類される醤香型(茅香型)白酒の元祖です。その酒質は透明で、微かに黄色を帯びていて、香りが強く、飲む人を虜にします。にごりがなく透明で、深みのある味わいが特徴ですが、これは醤香や窖底香といった蔵の匂いに、コクのある旨さが溶け込んで作られたものです。アルコール度数は52度から54度の間に保たれており、その昔長い間、中国白酒の中でも度数が最も低い酒でした。そのため喉を痛めることも頭が痛くなることもなく、疲労回復、精神安定といった効能も有していると言われています。

 

茅台酒は長年の間、常に高い品質を保っています。全国品評会でも、茅台酒は「香りが強く、きめ細やかな上品な味で、濃厚かつ深い味わいなので、風味が舌に留まる」との総括を頂きました。その香り成分は110種類余りに及びます。グラスに入れて飲む前から良い香りがして、飲み干せば口いっぱいに香りが広がり、風味が舌に留まり、醸造過程で香料はいっさい加えていないのに、茅台酒の香りが弱まることはありません。繰り返し発酵させることにより自然に香りが出てくるようになるのです。その最高品質と独特の風味から、他の白酒とは比べものにならないほど別格な存在です。

 

中国国内はもちろんのこと世界中で愛飲されており、貴州茅台は2017年に時価総額が世界最大のアルコール飲料メーカーとなりました。

2018年1月1日に特別番組が放送されました。

1
2
bottom of page